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「何かあったらどうするの?」問題
何かあったらどうするの?問題って言うのはね、小児領域の訪問看護・リハにかかわらず、新しいことに取り組もうとするときに漠然とした不安を表明して、取り組みたくない言い訳として使われている問題のことです。
小児領域の訪問看護・リハにい多いのは
- 経験がない
- なんかあったらどうする
- 母親との関係性をとるのが難しい
みたいな感じで取り組めない事業所さんは多い。もしくは、具体的ではない「なんかあったら」ばかり思いついて、取り組めない。
じゃあ今の小児領域以外の訪問看護業務だとね、
- 経験のない疾患の依頼はすべて断る
- トラブルが一切発生しない
- 家族との関係性でトラブルなし
みたいな感じで仕事をしているのでしょうか?
きっとそんなことはないですよね。多かれ少なかれ何らかのトラブルや困りごとは発生する。
小児の領域でもそれは全く同じ。何のトラブルのない日もあれば、何かトラブルが発生することもある。
何より「経験がないからできない」ってセラピストさんや看護師さんに言いたいことは
「じゃあ経験のある疾患に対しては完ぺきなリハビリテーションができるのですか?」
そんな完璧なリハなんて僕にもできません。
どんな疾患に対しても試行錯誤しながら取り組むことが必要なんですよね。
小児領域もそれと同じだと思うのです。小児の領域に取り組んでいる訪問看護ステーションの看護師さんやセラピストが、完璧な看護やリハビリテーションを提供しているわけではないのです。
みんな日々試行錯誤しているのです。
以下のスライドは、私が講義で使っているスライドからの抜粋です。



これまでの小児領域以外での経験は生かすことが出来ます。
リハスタッフの育成や、看護師さんへのリハビリテーションの指導など事業所サポートを行っています。収入アップ指南のようなコンサルではなくて、訪問に同行したり事業所で研修したりするような、スタッフのスキルアップのためのサポートです。
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