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訪問の時に実施している内容を伝えるのが難しいという質問もいただくことがあります。
子供さんの訪問リハビリテーションの場合は、初めてリハビリというものを利用する場合があったり、我が子のリハビリがどんな風に進むのかという期待と不安を抱えているお母さんが真横にいることも多く、リハビリのことを説明しなければならない雰囲気が漂っていることが多くあります。
だからなるべくわかりやすい言葉で説明をします。
- 運動機能の発達の状況
- 認知機能や感覚機能の発達の状況
- リハビリテーションでやっている内容
- リハビリテーションの目標
- 今日の子供さんの様子
こんな感じのことをその時の訪問の状況によってお伝えしています。
この説明がなかなか難しいので研修会で質問をいただいたんですよね。
子どもの様子をご家族に確認する
- 普段の様子と今日の様子のこと
- 今日の体調のこと
そんなことをお母さんに確認する中で、少しずつリハビリテーションのことを伝えることができることもあります。
例えば体を動かしてみたときに、「いつもより硬いな(または、柔らかいな)」と感じたら、そのことをお母さんに伝える。
そうすると、「学校の行事でこんなことがあった・・・」とか「最近ちょっと元気がないんですね・・・」みたいな話が出てきて、何が原因で体が硬かったり、柔らかかったりするのかということの共通認識が持てたりします。
じゃあ、そんな出来事に対してリハビリテーションでどんなことをやっているのかということを伝えていったりすると、少しずつリハの説明ができたりします。
現在の運動機能や認知機能の発達状況についても、リハビリの場面でどのような行動や動きを見て、どう評価・判断しているのかということを少しずつ伝えていきます。一度にたくさんの評価ができるわけでもないので、少しずつ伝えます。
そうすると会話のキャッチボールがご家族と出来るようになるので、ご家族のリハに対しての理解度が深まっているのかいないのか、もっと詳しく説明すべきなのか、簡単で良いのかということの判断もできるようになってくると思います。
そんな地道な作業の繰り返しの経験を積んでいかないと、わかりやすく説明することはできないと思います。
誰もが最初から上手にお話しすることや、病状やリハの説明をスラスラできるんじゃないんですよ。少しずつ積み重ねていくことが必要だと思います。
小児領域の訪問看護・リハにこれから取り組みたい、取り組んでいるけどもっと学びたいっていうような事業所さんはお気軽にご連絡ください。いつでもサポートさせていただきます。リアルでもオンラインでもいろいろ対応しますよ。
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