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研修会後の質問で小児の訪問看護・リハで不安を抱えているスタッフさんの質問で多いのが
- 「家族さんとの関係の取り方が不安、どうすればよいですか?」
- 「家族さんとの関係性を築くには?」
というもの
たぶんね、この質問にはいろんな意味や内容が込められているのだろうといつも感じています。
- 小児領域の訪問看護やリハを開始して、経験も浅く不安な状態で家族さんの信用や信頼を得られるのでしょうか?
- 何らかの疾患や障害を抱えている子供のご両親が感じている不安、これからのことなどなど、そんなご両親に対してうまく対応できるのか?
- モンスターペアレントみたいな人もいるの?
- はじめて小児を担当するということを正直に言ってしまうと、断られたり、不信感を与えてしまうのではないんでしょうか?
そんないろいろなことをひっくるめて「家族さんとの関係性をうまく築くことができるのか?」と小児領域の訪問看護・リハに取り組んだことのないセラピストや看護師のみなさんは不安に思っておられるのだと思います。
私のこれまでの経験を少し書いてみます。
さて、どうする?
関係性を築くには時間がかかることもあるし、短時間で良い関係性を築けることもある。
不安を抱えているお母さんの質問や疑問に、ピンポイントで答えることができたりすると比較的早い段階で信頼を得ることができたこともあります。
でも何でもかんでもその場ですぐに答えることができるほど私自身は優秀な頭脳を持ち合わせていません。わかることについてはお答えし、わからないことについては「わからない」と伝えるけれど、次回の訪問までに何とかお答えできるようにしてきました。
ご家族も悩んでいる、私も良い方法が思いつかない、良いアプローチが実施できないことにお互いが悩んでいるのです。
真摯に向き合って作業療法士として精いっぱい関わる
抽象的な表現ですがこれしかできないのだなと思うのです。
私なりに真摯に向き合うというのは、
- 嘘をつかない
- ごまかさない
- 話をはぐらかさない
- ゴニョゴニョ話さない
- わかりやすく伝える努力をする
- 専門用語を羅列し過ぎない
- 相手を馬鹿にしない
- 医療人だからといって尊大な態度をとらない
書き出すときりがありませんが、真摯に向き合って対応するというのは、こんなことを実践するのだと思っています。そうすることが関係性を少しずつ築いていくとになるかなと考えています。
小児領域の訪問看護・リハにこれから取り組みたい、取り組んでいるけどもっと学びたいっていうような事業所さんはお気軽にご連絡ください。いつでもサポートさせていただきます。リアルでもオンラインでもいろいろ対応しますよ。
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