見学後に考えた若手指導のこと

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大きなお世話かもしれないし、すでに実践されているかもしれないのですが、先日の見学後に考えた新人とか若手セラピストに対しての指導のことをちょこっと書いておきたい。

見学に行ったのはこの日です

https://x.com/yamada_ot_labo/status/2004670643825177071?s=20

見学に行った時にねその事業所のトップの中堅OTさんが若いセラピストさんに指導していました。個別のリハしている場面に時々介入するという感じだったかな。

個人的には良い指導されているなと感じたんだけど、それをうまく若手セラピストは受け取ったのかなという疑問があったんですよね。

実感することの大切さ

私もサポート業務で、個別介入の場面で手を出すことはあります。

その時に考えていることは、

僕が感じている対象者さんの変化を若いスタッフが感じているかな?

ってことなんですよね。

  • 実感する
  • 気づく
  • 手ごたえを感じる

そんな感じのことを指導によって感じてほしいのですよね。

なんだか自分がやっていたことと、上司の指導によって実践したことの違いを感じてもらうことってリハビリテーションを進めるうえでめちゃくちゃ大切だなと考えています。

変化を感じる事

リハビリテーションの現場では常に創意工夫が大事。

マンネリがアカン。

そうして、せっかく評価して問題点を考えてプログラムを立案しているのに、患者さんが「いつの間にかよくなってた」「いつの間にかできるようになってた」っていうのが一番アカンと考えています。

「良くなったんだからええやん」っていうのは結果論。

そのプロセスというか介入による変化を感じていない、変化に気づいていないから「いつの間にかよくなった」ってことになるわけですよね。

「いつの間にか良くなった」ではなくて、患者さんや利用者さんが、「変化していることに気づく」ことで、自分の介入がうまくいっているのか、失敗しているのかに気づいてほしいのですよね。

だから、新人や若手を臨床場面で指導するときには、その変化に気づいてもらうような関わり方や声掛けをするようにしています。

変化に気づく、手応えを感じる、変化を実感する

それがないと結局どのようなアプローチが結果的に良かったのかということに気づかないのです。

だからこそね

「いつの間にか良くなって良かったね」

って喜んでいる若手がいるとしたら、それは気づいていないのです。

だからこそ、その変化に気づくことが出来るようなサポートを実践することが大切だと考えています。

このコラムが中堅セラピストさんに届くといいな。

訪問看護や児童発達支援やいろんな現場でこれまでの経験を活かした事業所サポートを行っています。

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