
訪問看護や訪問リハの事業所でサポートをする場合、1日のサポートの場合は、同行訪問+講義もしくは同行訪問中心という形になります。
セラピストさんだでなく看護師さんの訪問に同行してリハビリテーションについての助言なども行っております。
訪問への同行
ケースの状態やスタッフさんとの関係性にもよりますが、訪問現場でアドバイスをすることもあれば事業所に戻ってからアドバイスをすることもあります。
訪問の場でアドバイスする場合
- アドバイスすることで、利用者さんが担当スタッフへの不信を抱いたり、不安を覚えたりする
- アドバイスすることでリハの内容に不安を覚える
というような可能性がある場合は、現場では見学する程度にとどめます。
サポートの場合同じ利用者さんに繰り返し同行するようなことはないので、ご家族や利用者さん自身にも「見学者が同行する」と伝えていただいていたこともあります。現場では見学するにとどめて、事務所に戻ってからケースのことについてのディスカッションするという形になります。
訪問現場でのアドバイスに対して、利用者さん自身や家族さんが好意的に受け止めておられる場合は、その場でアドバイスすることもあります。
「経験豊富なセラピストが、これからのリハビリテーションの進め方について今日は助言してくれるので同行されます」というような説明をしていただいていることが多いです。同じ事業所のスタッフが同行などしてアドバイスをすると、「あっちのリハの人の方が優秀そうだから担当変更してほしい」ってなることもあったりするお話を伺ったこともありますが、私は部外者としてどうこうしますので、「外部の専門家が同行」ということになると、担当変更問題は回避できるようです。
同行現場でのアドバイスは、状況を見ながらいろいろな方法で進めるようにしています。事業所や担当セラピストにとって不利益になるような形でのサポートとならないように配慮しています。
訪問でのアドバイス
担当スタッフさんが困っていること悩んでいることなどについて、アドバイスすることが中心です。
担当スタッフさんの多くは「今実践すべきリハの内容」についてのアドバイスを求めておられることが多いかな。
ただいろんな現場を経験している私としては、
- 立ち振る舞い
- コミュニケーションの取り方
- リハの着眼点
- 作業療法士視点でのリハのこと
等についてお伝えすることもあります。
理想論ではなくて、現場で実際にどのようなことを考えながら訪問のリハビリテーションを進めるのかってことを具体的にお伝えすることを心掛けています。
とはいっても、現場での同行訪問はやはりリハの実査についてのアドバイスが中心となります。「立ち振る舞い」とか「作業療法士の視点」といったような、個別的な助言ではなくて訪問リハそのものについてのアドバイスなどについては、必要に応じて事業所全体に向けた講義という形で伝えさせていただくことになるかな。
講義のこと
総論みたいなことや、連携のこと、リハ全般的に知っておいてほしいことなどについては、同行訪問でなくて事業所全体に向けた講義などでお伝えさせていただいています。
具体的にはこちらでリストアップしているような資料を使った講義や、経営者さんや管理者さんのご希望を伺ったうえで講義させていただいております。
訪問系事業所の業務スタイルでは、全スタッフ同時に講義をお聞きいただくことは難しく、シフトによっては出勤されていない方もいるかと思いますので以下のような配慮をさせていただいております。
ネット環境が整っている事業所であれば
- 講義をzoomなどで同時配信し、どこでも視聴できるようにする
- 講義を録画しサポート終了後も一定期間はネットで講義動画の視聴ができる
といような対応をしています。
zoom配信できるようなネット環境が整っていない事業所の場合は、一定期間は講義動画を視聴するような形で提供します。
スタッフの人数やご希望される講義内容によって、1日だけのサポートもあれば、月1回とか月2回程度のサポートを継続的に行うというスタイルなども対応させていただきます。
まずはお試サポートの御利用をご検討ください。
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