「背中押しても動かないもどかしさ」と「指導力」と「それでも押す」必要性

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2017年に引き続き、2018年も力を入れたいのは後進育成です。なかなか依頼は少ないのですが最も力を入れたいんだよね。

上記のカテゴリーに後進育成、教育・指導に関わっていく想いや実施していることを書いていますので興味ある方はお読みください。

背中を押す

僕が実践している同行訪問を中心とした臨床指導や事例検討会での指導において、なんだかすごい知識や理論を伝えたりすることはほとんどありません。

  • 評価の方向性
  • 治療プログラムの検討の方向性
  • 対象者さんや家族さんとの関わり方

こういったことを伝えることがほとんどです。

道筋を提示することかな。

そこに必要な知識や技術は自力で、もしくは他の人に師事してほしいと思っています。作業療法士として必要な基礎的な技術は伝えるけどね。

だから研修会でのアンケートでいただくパターンで多いのは

  • 自分のやっていることが間違っていないと気づきました
  • 背中を押してもらえた気分です
  • 安心しました

というようなものになります。

この業界は若いセラピストたちばかりで、臨床27年目の僕みたいなセラピストは少ないから特に中堅どころは不安なんでしょうね。だからその背中を押すことは僕の仕事だと勝手に思っている。

押しても動かない

だけど、なかなか動いてくれないセラピストもたくさんいます。

背中を押す、時には突き飛ばすくらいの勢いで押しているんだけどね。

なかなか動かない。

10年前の僕なら、なんで動かへんねん! ってちょっとイラついていた。

だけど、動かないっていうのは動くような指導ができていないってことなんですよね。

きちんと適切な指導で背中を押せばたいていは動くんです。

この本を読んでそのことに気が付きました。教える・伝えるということを新たに学びなおしています。

諦めずに押し続ける

以前なら突き放していました。その後放置って感じかな。

今は何とか伝える、何とか押すため努力しています。

それでもだめなら突き放したいって思いますが、何とか押し続けようと踏みとどまっています。

なんで押し続けるのか?

自分のやっていることが間違っていないと思うからです。

若手のやっていることの方向性が正確でないと気づくからです。

僕もいっぱい間違っていっぱい指導してもらって、修正して今に至るわけですが、そう言ったことに要する期間を短縮してほしいんです。

期間を短縮することが出来れば、成長速度が速くなればその分地域で臨床の現場でよいリハビリテーションを提供できることになる。

私一人で地域で頑張るよりも、同じスタイルで頑張ることの出来る人材がたくさんいればその地域は良くなる。

だから背中を押したいのです。

バンバン押したいのです。

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