2017年10月に開催された、三重老健協会さんのリハビリテーション部会でお話させていただきましたので、簡単にレポートしておきます。
研修会概要
- 2017年10月24日(金)1時半~5時
- 主催 三重県老人保健施設協会 リハビリテーション部会
- テーマ 「地域・在宅支援に向けたリハビリの新たな展開
(老健リハビリテーションマネジメントⅡ)」 - 会場 三重県総合文化センター
老健に勤務しているリハビリテーション専門職を中心に80名くらいの参加がありました。
講演を終えての感想
今年はリハマネ加算2と生活行為向上リハビリテーション実施加算に関するテーマで話すことが何度もあります。
だいたいどこでもそうですが、加算を積極的に算定している事業所とほとんど算定していない事業所という感じでに2極化している印象があります。
今回の三重県でも同じような感じでした。生活行為向上リハビリテーション実施加算を算定している事業所は参加事業所のうち1カ所のみ。リハマネ加算2を積極的に算定している事業所がちらほらある。全国的に見てもこんな感じだと思います。
今回特に力を入れて伝えたことは
地域でのリハビリテーションの拠点となるために
- ケアマネジャーとの連携
- リハマネ2を何とかして算定すること
活動と参加へのアプローチを実践するために
- 多職種連携
- リハの業務としてのマネージメントの実施
- 生活期領域から病院のセラピストに働きかけることの重要性
そしてなによりも、利用者さんの個別性をしっかりと評価することの重要性を話しました。
とにかく実践が必要
受講生からの質問を聞きながら感じたことは
とにかく実践、やってみないことにはノウハウも何もつかめない。事業所内の議論も大事だけど、実践しないことには前に進まない。1件でいいから算定すること
人員配置的な難しさ、入所や訪問との兼務での大変さ、介護職との連携の難しさ、などなど老健での課題は山積みだと思うのですが、それでもリハマネ加算と生活行為向上リハビリテーション実施加算は取り組まなければならない課題です。
一歩でも前に進んでほしい
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