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頼ることは恥ずかしくないよ
理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などのセラピストの多くは、自分一人で何とか解決しようとする傾向がある。
- 小児領域の経験が乏しい
- はじめて小児のケースを担当した
そんな小児担当の経験の浅いセラピストさんたちは独学でいろいろ対応しながらも悩んでいる。そんなセラピストさんを多く見てきました。
いくつかの事業所で講義や指導に関わりましたが、その後も継続的に連絡をいただくことはありません。講義を聞いたセラピストさんが私に個人的にケースの相談をしてこられることもありません。
やっぱりみんな個人の力で何とか対応しようとしてるんだなといつも感じる。
まあ僕の講義や指導の内容がいまいちで、信用するに足りなくて他のところに連絡や相談をされているのかもしれないけれどね。
他のセラピストを頼る
私は自分が得意でない領域で困ったときは、その領域を得意とする作業療法士さんや理学療法士さんにすぐに連絡を取る。
書籍を紹介してもらったり、相談事をしたり、解決のための手段を教えてもらったりする。
先方さんもたいていは親切に教えてくれることがほとんどです。
恥ずかしいとか、プライドが傷つくとか、そんな風に考えたことはありません。むしろ私が困っているということは、担当しているケースさんに対して良いアプローチができていないということなので、それを何とかしたいという思いの方が強い。
自分一人で何とか解決したい
って考えているセラピストは非常に多いと思います。
だけどね、得意な領域ではなく「あまり経験のない領域」であればあるほど、解決の手段や選択肢が少ないと思うのですよね。それならば、解決の手段を持っていそうな人に相談することが、困りごとを早く何とかすることができるのではないでしょうか?
小児領域のことだけではありませんが、他人を頼ることは恥ずかしいことでも何でもありません。
むしろ頼ることで困りごとを解決することができれば、担当しているケースに与えるメリットはメチャクチャ大きいと思うのです。
自分のstyleとか、プライドとか、恥ずかしさなんかを気にするよりは、困りごとを解決して前に進む方がよほど良いのではないでしょうか?
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