訪問看護ステーションのスタッフ教育のこと1「トラブル時の連絡のこと」

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Xにこんな投稿をしました

https://x.com/yamada_ot_labo/status/2010532248400048335?s=20

いろんな職場で働いてきたからこそわかる、現場目線でのスタッフ教育、訪問看護ステーションで働くにあたってこれだけはオリエンテーションしておいてほしい、研修として学んでおきたいって事なんかをシリーズコラムとして書いていきます。
訪問看護ステーションの管理者さんに知っておいてほしい、現場目線でのスタッフ教育

まずはトラブル時の対応のこと。

まあ訪問看護ステーションへ転職してきたスタッフに対していろいろ教育とかオリエンテーションはすべきだと考えています。これまで複数の事業所で勤務してきた非常勤掛け持ち作業療法士としての経験から言うと、勤務初日にこれだけは知っておきたいなということはいくつかある。

  • 訪問看護ステーションとしての働き方のルール
  • その事業所としてのローカルルール
  • 介護保険のこと
  • 医療保険のこと

これまで訪問看護ステーションで経験のある人を雇用する場合、訪問看護ステーションの基本的なルールってのはおそらく知っていると思う。私もそうでした。だからその事業所でのローカルルールをまず教えてほしいなといつも思う。

訪問初日に知っておきたいのは

  • 訪問先で留守だった場合の対応
  • 訪問中に急変した時の対応
  • 訪問の時間に遅れそうな時の対応
  • 何かトラブルがあった時の対応

これってね、小さな事業所であればすべて管理者に直接連絡ってところも結構ある。もしくは事務所にいる人に連絡とかね。

でも小さな事業所だと事務所に誰もいないって時間帯もあるので、事務所の電話番号以外に管理者さんとか看護師さんのケータイ番号聞いておかないと訪問先で困ったりすることになるんですよね。

逆に規模の大きなステーションの場合は、その日の当番看護師さんに連絡するとか、事務担当さんにまず連絡するとかルールが分かれていたりします。

外に出て行う業務だからこそ、どこに連絡するのかってことは知っておきたいのですよね。

また、訪問した時に不在であった場合も事業所によって対応は異なりました。

何かあった時の対応

  • 訪問先で留守だった場合の対応
  • 訪問中に急変した時の対応
  • 訪問の時間に遅れそうな時の対応
  • 何かトラブルがあった時の対応

ここに挙げているような訪問中に何かあった時の対応というのは、基本的なことなのですが事業所によって対応が異なります。

  • どこに連絡するか?
  • その場で何をするか?

ということ実践すると思うんだけど事業所によって違うんですよ。

携帯電話が支給されている場合

事業所の携帯がスタッフに支給されている場合は、トラブルの内容に合わせて連絡することになりますよね。

ケアマネさん、独居だったら家族、所属の事業所や上司の携帯などに連絡します。

訪問して「不在」の場合だったら、
スケジュールの変更があったかどうかの確認をします。

  • まず自事業所に連絡して、急な予定の変更連絡が入っていないかどうかを確認。
  • ケアマネさんに連絡して、急な予定の変更連絡が入っていないかどうかを確認。
  • 連絡先になっている利用者さんの家族に確認。

それでも不在だったら、本人宅前で15分くらい待機とか「〇月〇日、〇時に訪問したけど不在でした」みたいな不在票を投函するとか事業所によってルールがありました。

携帯電話が支給されていない場合

事業所から携帯やスマホが支給されていない場合、連絡手段は自分の携帯やスマホということになります。業務に自分の携帯などの端末を使うことをBYOLといいます。

BYOD(Bring Your Own Device)とは、従業員が個人所有のスマートフォンやPCなどのデバイスを会社に持ち込み、業務に利用する働き方や仕組みのこと

この場合、自分の携帯であちこちに連絡すると先方に自分の電話番号が表示されてしまって、電話帳なんかに登録されちゃうと直接自分の携帯に仕事の電話がかかってきたり、いつの間にか利用者さんのLineに「友達」登録されてしまったりすることがあるので、私としてはあまりよろしくないと考えています。

訪問看護ステーションでもそのことをきちんとしている事業所では、利用者さんが不在やトラブル時の連絡方法は基本的には事務所もしくは管理者さんに連絡を取ることが多かったですね。

事務所に連絡して、不在時の対応(ケアマネ、家族への確認連絡)は事務所に残っているスタッフが対応する。
もしくは、管理者さんに連絡して管理者さんに対応してもらう。というような態勢を取っていることがほとんどでした。

事務所が不在で、管理者さんにもつながらない場合は仕方がないので、自分の携帯で連絡を取らざるを得ないかな。

その場合は、相手先に自分の携帯番号が通知されないように184を頭につけて発信したりしています。

「184」とか「186」の詳細はこちらをご覧ください
https://time-space.kddi.com/mobile/20220915/3345.html

不在時の対応色々

不在時に訪問したという証拠を残す意味があるのかな?
「訪問した、していない」ということの行き違いを防ぐ意味なんだろうけど、不在票のコピー持たしてくれる事業所もあります。
こんな感じです。

これをポストに入れたりしてました。

色んな所に連絡しても「なぜ不在なのかわからない」ってときもあるんですよね。

この時想定する最悪のケースは、家の中で倒れているパターンです。私は経験ありませんが、時々あることです。

呼び鈴を繰り返し押してみる、家の環境によっては中をのぞいてみる、家の電話に繰り返しかけてみる、ということをやってみても中の様子を確認できないことはある。

不安だけど出来ることは何もない。だからあちこちに連絡を取って次の訪問先に向かうか、事務所に戻ることになります。

あちこち連絡する先の1つがケアマネさんなんですけどね。

ケアマネさんへの連絡も順番があるんですよね。

不在だった時、すぐにケアマネさんには連絡しません。まず自事業所に連絡して「提供表」確認してもらって普段の予定が変わっていなかったかどうか確認してもらったり、事務所に事前に連絡がなかったかどうかを確認してもらいます。こちらの確認ミスということもあるんですよね。そこに気づかずにうっかりしてケアマネさんに「訪問したけど不在ですけど・・・」みたいなことを伝えると

「事前に連絡してあったと思いますが・・・」

ってことになってしまって、事業所の信用が少し下がってしまうことになりかねない。

だから、事務所⇒ケアマネ⇒家族ってパターンが多いかな。

スタッフ教育のこと

私は2026年1月時点で57歳の非常勤掛け持ち作業療法士です。ここ15年くらいは非常勤掛け持ち作業療法士として常に複数の職場で勤務しています。最も多い職場は訪問看護ステーションと、児童発達支援事業所。そんな勤務の経験を活かして、リハビリテーションに関する教育とかサポートを行っています。
事業所スタッフのレベルアップを!
事業所向けの講義や若いセラピストへの指導などが中心です。

リハビリテーションでお悩みやお困りを抱えておられる事業所や管理者さんはお気軽に連絡くださいね。

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