理学療法士や作業療法士、言語聴覚士の方が転職する理由の一つに「治療技術やスキルアップを図りたい」ってことが理由の方もいるでしょう。
- 今の職場から学ぶことは何もない、だから転職
- 友人の職場の方がスキルアップできそう、だから転職
- 老健より病院の方がスキルアップできそう、だから転職
まあこんな理由で転職考えている人っていると思う。
だけど、それは間違っている。
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スキルアップできる基準?
何を基準にスキルアップできる職場を選んでいるのかな?
よくあるパターンで、研修会なんかで有名な講師がいる職場に転職する方がいる。
でも、研修会講師で有名な人って一握りだし、仮にその職場に転職できたからと言ってあなたのためだけに手取り足取り指導してくれるわけではないと思う。多くの職員に対して同じように指導してくれる。
そして指導してもらったからと言って
あなたの治療技術が必ず伸びるわけではない
指導を受けたから治療技術やスキルがアップするとは限らない。研修会で有名な講師と同じ職場にいるっていう満足感はあるかもしれないけれど、そのことであなたのスキルがアップするって考えるのは違う。
スキルアップには時間がかかる
そう、そんな簡単にはスキルアップなんてできない。
だってその有名講師だって、何年もかけて今の治療技術を獲得しているのであって、1年とか2年とかでものにしたわけではないでしょう。
じゃあ、その有名な理学療法士や作業療法士、言語聴覚士の下で10年位修行すればよいのか?ってことになるけど、それも違うと思います。
有名なセラピストがその職場で働き続ける保証はない
ご自分で開業されているなら別だけど、そのセラピストが引き抜きで転職することもあるでしょう。あなたよりも引き抜きで別の職場に移る可能性は有名であるほど確率が高くなる。
技術を学ぼうって考えて転職したけど、すでにそのセラピストがいなかったってこともあるんですよ。
スキルアップなんてどこでもできる
スキルアップや治療技術の向上なんてどこの職場で働いていても、どんな領域で働いていてもできるものです。
一番は、患者さんから学ぶってことなんですよ。
普段の治療をしっかりとすることが最も大事。
今の世の中、研修会や講習会が氾濫している、書籍もたくさん販売されていて、アマゾンとか楽天とかのネットで注文することもできる。
研修会を受講して、書籍でも勉強する、そうしてそこで学んだことを普段の治療で実践してみる。そんな地道なことの繰り返しが、スキルアップや治療技術の向上につながると思うんですよね。
老健で働いていても、訪問で働いていても、1人職場でも、小さな診療所でもスキルアップはできるんですよ。
むしろ、
- 勉強する時間を確保するために残業の少ない職場を選択する
- 家から近い職場に転職して、勉強する時間を確保する
- 研修会の開催が多いエリアに転職する
そんなことの方が重要だと思います。
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