2018年7月石巻研修会レポート 「明暗の分かれた2つの研修会」
2018年7月の石巻の研修会のレポートを先日アップしたけど、少しご意見をいただいたので追記したいと思います。
『明と暗』のこと
ここで言う『明』『暗』はあくまでも参加者アンケートを読んだ僕のイメージを言葉にしたものだ。
研修会そのものは昼の部も夜の部もうまくいったんだと思うし、運営スタッフさんからも好評であった旨の連絡を受けています。
何よりも、夜の部の講演でお話ししたいしのまきリハビリスタイルプロジェクトは2018年に公開されてから私の一押しプロジェクトなわけですよ。
だからその部分を強くプッシュした講演になっています。
だけどね、あくまでも期待するからこそ少し辛めのことを言いたかったので『明と暗』という表記をしたんですよね。
熱い想いや盛り上がりだけではダメなんだ
2017年に石巻で講演させていただいた。その後石巻エリアからのフォロワーもめちゃくちゃ増えました。
その後、2018年に入ってすぐにいしのまきリハビリスタイルプロジェクトが東部保健福祉事務所のサイトで公開された。そんな経緯を研修会の運営スタッフさんから連絡をこまめに受けている私としては、石巻のこのプロジェクトに対する思い入れがあるんですよね。
だいたい研修会の企画スタッフさんとその後、まめにやり取りすることは少ないんですよ。だけど石巻のスタッフさんはまめに連絡をくれています。
だから2018年2月以降の研修会においてはこのプロジェクトのことをあちこちの研修会で紹介している。
このプロジェクトの中心になって動いてくれている理学療法士や作業療法士や言語聴覚士さんの行動はすごいと思う。
だけど、研修会を受講しただけのセラピストの中で2017年に伝えたことをその後実践している人が少なかったことが、2年連続で講演させてもらっている立場としてはちょっと残念だったんですよね。
研修会の雰囲気で盛り上がって「よかったよかった」って言ってるだけで、行動が伴わなかったセラピストもいたってことだ。
実践と行動
いしのまきリハビリスタイルプロジェクトが目指していることは明確だと思う。
あとは、具体的にどんな行動を開始するのか、石巻圏域のセラピストに向けてどのような実践を促していくのかということだ。
なんとなく盛り上がって終わりではなく、あのプロジェクトをどんどん推進していく行動が必要なんだ。
「研修会に参加して参考になりました」
といいつつも行動に移せていないセラピストを、行動に移すようにするための仕組みつくりが求められている。
私の講演でできることは今の現状について「気づいてもらう」ことだけだ。
その後その地域をどんな風に変えていくのかってことは、その地域のセラピストに委ねることしかできない。
講演で話すことは出来てもその地域で実践するのはその地域のセラピストだからです。
めちゃくちゃ期待しています、石巻!!
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