初めての小児領域の訪問看護・リハ⑩「小児を経験することが他の世代のリハの関与に役立つよって話」

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小児の訪問看護・リハの最初の一歩⑩

「小児を経験することが他の世代のリハの関与に役立つよって話」

成人期以降のリハビリテーションを担当するセラピストの中には「できないこと」ばかりを評価し、「できないことを出来るようにすること」がリハビリテーションだと捉えている人もいる。

その発想でいくと、「小児のリハビリテーション」では、リハビリテーションできないよね。

できないことだらけというよりも、まだ何も一人でできるようなことはない年齢のケースも訪問では担当する。

そんな乳幼児世代を担当していると、「できないこと」ではなくて、

  • どんなことができるようになるかな?
  • どんな事すると楽しんでくれるかな?
  • どんな事すると一緒に取り組む課題に興味を持ってくれるかな?

という様な発想になる。

この発想は小児に限定されたものではないと思うのですよね。

大人でも高齢者を担当した時でも、同じような思考がセラピストには求められる。

大人のリハビリテーションで行き詰っているセラピストほど、小児のリハで試行錯誤してほしい。

そのことがきっとセラピストとしての成長につながる。

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