講演ではパワーポイントを使う量は少ない方だ。改定がらみとか制度に関する講演の時は、厚労省のサイトからデータを利用している。だから配布資料やプロジェクターを利用するデータはそこそこのボリュームになるが、自分の話したいテーマに関して言うと、論点整理みたいなパワーポイントは少ない。
論点整理というか、講演の進行プログラムのようなレジメは必ず配る。プロジェクターのない会場での講演の場合は、配布資料はA4サイズで数枚ってこともある。
懇親会などでは、
話を途切れずに続けることが出来るのはすごい!
とか
原稿みたいなもの見ないでしゃべり続けるんですね!
学会のような手元原稿なんてありません。3時間とか5時間の研修ではそもそもそんな原稿なんて用意できません。レジメだけ見て話を進めていきます。
書くことが日常
とか
note
https://note.mu/yamada_ot/
を日常的に書き続けているとね、お話したいことや伝えたいことのネタはどんどんたまってくるわけですよ。
講演に話すための原稿を用意しなくても話すことが出来るのは、ブログを書くことによって話すネタや話す中身がすでに出来上がっているからです。
「伝えたいことのイメージ」
がもうすでにブログとかnoteで出来上がっているのです。
講演初心者の人とかはきっと、話すことのネタを具体的に言葉に置き換える作業ができていないんだろうなって思うんですよね。いいテーマやいいネタを持っていても、それを言葉に置き換える作業ができていない場合は、手元原稿が必要になるだろうし、パワーポイントで資料をたくさん作る必要がある。その作業を通して論点が整理できたり、自分の伝えたいことがハッキリしてくるからだ。
参加者のための資料というよりは、自分が話すための資料つくりなわけだ。
私が依頼される講演のほとんどは学術的なものではないので、データを示すような資料は必要ない。
だから「伝える」「話す」ことに重点おいてます。
配布資料はお土産的な位置づけです。
質問されても大丈夫
質問されることの多くはすでに、ブログに書いていることなので返答にも困らない。
むしろ伝えたいことが多いので削る作業の方が中心になる。
想定外の質問が来ても、自分なりの考えを伝えることが出来るようになってきた。そうして想定外の質問についてはまたブログの新しいネタになっていきます。
そう言った意味では、想定外の質問はラッキーと思うことこそあれドキドキすることはない。
伝えるの苦手なら書け!
リハの学生さんにいつも言ってること。
書くことの習慣を身につけろ!
自分の頭のなかで考えていることを上手に伝えるのはトレーニングする必要がある。
書くこと
がトレーニングになる。
1年間書き続けるとそのことを実感できると思うよ!!
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