理学療法士や作業療法士、言語聴覚士が退職するときの理由も色々ありますが、私の場合は2度の退職理由はどちらも「上司とのトラブル」でした。そんなことを書いてみました。
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1度目の退職
1つ目の職場は、リハビリテーション専門病院でした。病院で7年働いたころに、同じ法人が老人保健施設を新設したので希望を出して異動させてもらいました。同じ法人内での異動なので給与とかは変わりありませんでした。(これは移動であって退職ではありません)
老健で7年くらい働いたときには主任になっていました。そして、問題が発生したのです。
元の所属であるリハビリテーション部の病院上司と法人内でのリハビリテーションスタッフの運用について揉めたのです。
年功序列を優先する上司と、ある程度は実力も考慮したスタッフの運用を目指した私。
結局折り合うことができず、どーしても納得いかない私は、二日後に退職願いを出して、次の週から有給消化に入り出勤しませんでした。
今思えば、強引な退職でしたね。36歳で考え方が若かったのかも知れません。しかし、
後悔はありませんでした。
2度目の退職
2回目の退職は2013年の9月でした。所属している事業所の所長と意見の対立というか考え方に相違あり、客観的に見て私は自分が間違っていないと、強く感じたので常勤としての勤務にピリオドををうち、週三日の非常勤の契約に変更する決断をしたのです。
この時45歳で、高2の娘と小2の娘を抱えておりましたので、1度目の時のように完全に退職して次の職場を探すという選択はしませんでした。
お金が必要だったので、退職して無給になることはできませんでした。幸い仕事の内容は、訪問リハビリ業務なので上司と顔を合わせなくても仕事はできたから、非常勤の選択をしたのです。
退職するか我慢するか
1度目、2度目の退職でも、我慢することはできたし、退職せずに続けて勤続したほうが給与の点でもメリットがあったとは思います。しかし、自分の信念を曲げたり不満を持ったままストレスを感じながら仕事をすることはできませんでした。
私たちのリハビリテーションと言う仕事は、身体や精神に何らかの疾患を抱えていたり、障害を抱えていたりする方を対象にしています。だから、リハビリテーションと言うサービスを提供している理学療法士や作業療法士、言語聴覚士は常に元気であった方が良いサービスを提供できると私は考えています。
だから、ストレスを感じながら仕事をしたくはなかったのです。
どーせなら、楽しく元気に働いていたい。
それに、給与にこだわらなければ働く場所はどこにでもあるのが理学療法士や作業療法士、言語聴覚士だという思いもありました。
だから、思いきって退職したのです。
結果的に、1度目も転職では年収が100万円増えました。これは歩合制を選択して一杯働いたからです。おかげで、マイホームを購入できました。
2度目の退職は(正確には常勤から非常勤に切り替えたのですが)、いくつかの仕事を掛け持ちすることで、なんとかお給料は維持できています。
ストレスを感じずに、元気に仕事をやっていけてるという点では、退職そして転職と言う選択は間違っていなかったと言えます。
これを読んでいるあなたは、仕事にストレスを感じながら働いているのではありませんか?
だから、退職や転職を考えてこの記事にたどり着いたのではないのですか?
退職を奨励する気はありませんが、ストレスを感じながら仕事するくるいなら、転職をして、元気に働くと言う選択肢もあるんですよ。
そのために、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士と言う資格を頑張って取得したのですから、あなたが元気に働ける場所を見つけてみてはいかがですか?
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