今月上旬に連絡をいただいて、打ち合わせを進めていた大阪の大手訪問看護ステーション「M訪問看護ステーション」のサポート業務を行うことがほぼ決まりました。
2017年1月くらいから月2回くらいのペースになりそうです。
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こんな感じのサポート
依頼があったのは小児領域の訪問を強化したいので指導してほしいってこと。
業務終了後の19時くらいから2時間程度の研修を、一定期間継続的に行ってほしいっていうのが基本的な依頼内容。
こちらから提案した内容はこんな感じ。
- 制度とか小児領域訪問の基本的事柄について座学中心に1回~2回
- 実際のケースの動画を中心にカンファレンスやディスカッション
- ケースに対しての同行訪問での助言
座学っていうのは僕が小児領域で経験したことをお話させていただきます。
基本的なスタイルとか、母親への対応とか、大人との考え方の相違点などを伝えています。これは小児領域の研修会でいつもお伝えしていることなので、資料もあるしスムースに展開できる。
小児領域の実際をどう伝えるのか、具体的に訪問看護ステーションという事業所でケースを担当して不安を軽減していくためには、座学だけでは不十分なんですよね。昨年のサポート業務でそのことを実感しているので、今回も具体的な事例の動画や同行訪問を提案しました。
事例検討
1つは僕が実際に担当しているケースの動画見ながら訪問での小児の関わりのレクチャー。
小児の訪問の雰囲気とか、家族とのやり取りとか、動画を通じてそのあたりのことを伝えることができます。
ただ、多様な疾患に対応するためには僕が実践している動画を見ても参考にならないことも多い。
だから、サポートするM訪問看護ステーションでの実践例の動画を撮ってもらうことを提案させていただきました。実際に担当しているケースの動画をみながら、
- 小児のケースの評価のポイント
- 具体的なかかわり方
- 僕ならどんなアプローチをするのか
- 評価としてもっと見てほしいポイント
ということをお伝えできると思っています。
今回のサポート業務では、月2回くらいのペースで一定期間実施することになるので、動画を使ってアドバイスした効果やフォローの効果を継続的に確認しながらさらに踏み込んだアドバイスなどの展開もできると考えています。
同行訪問
必要であれば小児ケースの同行訪問の実施することを提案しました。
動画だけではなく、実際の場面で担当者に助言します。たぶん担当者にとってはこれが一番効果的なサポートになると考えています。
サポートの課題
こういったことを提案していますがいくつか課題もあります。
1つは動画の撮影を了承してもらえるのかどうか?もう一つは、同行訪問を了承してもらえるのかどうかってアタリですね。
このあたりは普段の担当スタッフと保護者との関係が円滑かどうかによります。円滑であれば了承してもらえることが多いです。
同行訪問については、僕と事業所との関係性を明確にする必要もあります。
外部職員として同行するなら、リスクを考慮して僕はケースに触れることはありません。そばにいて助言するだけです。ハンドリングなどをして万が一トラブルがあった場合に対応できないからです。
一応そのリスクを回避する方法としては、事業所と非常勤契約を交わして訪問するっていうstyleもあると考えています。事業所の職員ならトラブルは事業所としての対応をしていただくことになるからね。
いくつか課題はあるのですが、そのあたりは事業所サイドで検討してもらっています。
費用に関して
サポート業務に関しては、このサイトにも書いていますが一応研修としての位置付けてご依頼いただいていますので、研修講師としていつも提案している1時間当たり1万円をベースに現在交渉しています。
同行訪問については別途相談。
2時間の研修業務なので1回当たり2万円くらいになります。
この費用を妥当と考えるのか、「高い」「安い」と考えるかは事業所さんにお任せします。
僕自身はもう少し高く設定してもいいかと考えています。1万5千円/時間くらいかな。
サポート業務をすることで事業所のスタッフが自信を持って訪問できるようになるなら、メリットは大きいと思います。
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