11月1日にお話させていただいた群馬老健さん主催の研修会の余韻が残っていていい感じ。その勢いでもうちょっと研修会というか講師でお話させていただくっていうことに対しての私の思いを書いてみたい。3年後くらいに思いは変わってるかもしれないけど、今はこんなことを思っています。
まず私のこと
研修会の最初にいつもお伝えするのですが、
学会でガンガン発表しているわけでもない、論文もほとんど発表していない、講師やりたいって言っても2015年の依頼は現時点で4カ所。そんな立場の臨床25年目の作業療法士です。
有名セミナー講師ではないってことですよ。
だけど、臨床経験25年の視点から話すことはできる。
特殊な技術は持っていないからこそ、僕が話したり、実践したりしていることは研修会を聞きに来てくれているセラピストも実践できるんだってことだ。
私が25年かけてたどり着いたことに、もっと短い期間でたどりついてもらいたい。もっと効率よく成長してほしい。
ベテランのセラピストって案外身近にいないものだ。だから、技術的なことではなくて経験から学べることを伝える研修会を企画運営している。
今強く想うこと
11月1日の研修会では、介護報酬改定関連の講演でした。
僕の話す内容は特別なことではありません。老健協会主催だったので、近隣の老健スタッフに情報収集したり、報酬改定関連の資料を確認したり、誰もができる手段で情報を収集し、自分なりの見解や今後の展開についてお話します。
情報そのものは誰もが入手できるものなんです。
それをどう解釈するのかってところが僕の腕の見せ所。同じ情報でも解釈の仕方は人それぞれだからね。そんな講演を終えて今強く想っていることがある。
困って止まっている
特に老健っていう職場セラピストにとっては少数職場。僕が主戦としている訪問リハビリも事業所によっては少数職場。
そんな職場ではみんな悩んだり困ったりしても相談する先輩があまりいないんだ。経験の浅い先輩も悩みながらアドバイスしたりしている。
だから、困っているセラピストがいたり、どうしたらいいのかわからないセラピストがいたり、言われるがままに動いているセラピストがいたりする。
主体的に動けていない人が多い。
僕の講演内容に技術的なことは少ない。誰もが実践できる、誰もが考えることができる、誰もが参考にすることができることを離させていただいています。
別の記事でも書いたのですが、
- 背中をちょっと押す
- 刺激を与える
- 明日から頑張る
「もうちょっとがんばってみるか!」そんな気にさせる研修会を目指しています。
あまり難しいお話をすることはできません。技術的なこともあまり話しません。そんなことはほかのセミナーでもやっているし、僕よりすごい技術を持っている人もいるしね。だから、僕はもっとニッチな講演を目指します。
25年の経験に基づいたお話をさせていただきます。
たぶんそんな経験だけが売りのセラピストって少ないんじゃあないかな。現場一筋ですしね。
新人・若手セラピストや地域リハビリテーションでお悩みの方は是非ご検討ください。
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