あなたの街の作業療法士

これまで、病院、老健などで10年以上働きその後訪問看護ステーションで働くようになりました。職域としては徐々に「地域」へ向かって働くようになってきました。今仕事をしている「訪問看護ステーションの業務」についてのことや、これから私が行う作業療法士としての様々な事柄についてつづるページにしたいと考えています。
2013年1月14日に古い記事を移行しました
ふるーーい記事では少し青くさい事も書いていますが、ご容赦ください。


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検索されていますよ!(2011.4.15.記)

病院の評判や実力を知りたいとき皆さんはどうやって調べていますか?
多くの方は、ネットで検索するか知り合いからの口コミで調べて判断しているのではないでしょうか?

リハビリテーションで評判の病院を知り利用しようとしている方も多くはこのように検索するか口コミに頼るか、主治医や医療ソーシャルワーカーの紹介で判断していることが多いと思っていました、最近まで

その考え方が覆されました。リハビリテーションサービスを利用している本人さんやご家族さんはさらにすごいことをしているってことを最近経験しました。口コミや検索をさらに推し進めているんです。

病院を検索するのではなく、担当セラピストの個人名で検索している方がいることが判明しました。

わかりやすく言いますとこんな感じです。

「セラピストの氏名  作業療法士」とか「セラピストの氏名 理学療法士」でグーグルやYAHOOなんかで検索して担当のセラピストの個人情報を収集しているのです。

皆さんはご自分の検索をしたことはありますか?ホームページの作者である亭主は定期的に自分を検索しています。自分が大好きってことではなく、自分が他人からどのようにみられているのかを確認するためです。

このことに気付いたのは最近です。利用者のご家族さんから所属している県士会の役員をしているってことを指摘されました。訪問中にそんな話はしないので、なぜ知っているのかと思って尋ねたら、検索したってことが判明しました。

しかも、検索していたのはこの方だけではないってことも後日判明したんです。私がホームページを作っていることを知っている人もいましたし、研修会の講師をしていることを知っている人もいました。これ皆さん検索していたんですよね。

皆さん、自分がどんな人にリハビリを受けているのかってことを気にしているんですね。
少し前までは、病院の名前や評判で病院を選んでいたんだとおもいます。
いまは、セラピストのことを調べるようになったんです。

情報の利用はここまで進んでいます。
そういったことに対応できるだけの心構えが皆さんできていますか?


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マイナビ医療介護のお仕事

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いつになったら地域で働けるの?(2008.1.26.記)

講義をしている学生さんや実習生産からよく聞かれる質問の一つに
「地域で働くならやっぱり2~3年は病院勤務したほうがいいですか?」
と言う質問。
学生さんがする質問だとばっかり思っていたら、最近の研修会で聞いたところによると現場の作業療法士も学生さんに

「地域に出るならまず病院で働いてからのほうが良い」と言うふうに話している作業療法士がいてると聞いた。果たしてこれはどうなんだろうか?

私は病院勤務を経て地域で働くようになったのでえらそうなことはいえないのだが、私としては「地域で働きたいならいつでもどうぞ」ってこと。新卒でも地域で働くことは出来ると思う。ただ、「地域」といっても訪問業務はリハビリテーションを行ううえでの密室性が高く、全ての業務を一人で行うことになる事から、訪問以外の業務経験をつんでから訪問に関わるほうが望ましいと思う。しかし、老健や特養、デイケアやデイサービスなどの地域の現場で働くことは出来ると思う。その理由について書いてみよう!「地域に出るならまず病院で働こう」って考え方の作業療法士の「まず病院で働く」理由って何なんだろう?

  • 作業療法士の基本的技能を見につけるため
  • 地域に帰ってくる対象者の人がどんな状態で発症し、どんな経過を取るのかを知る為
  • 病院で働くほうが作業療法士として勉強になるから

こんな感じのことをイメージして「まず病院で」って言っているのだとしたら、それは間違っていると思う。
これら3つの要素は多かれ少なかれ「病院のほうが作業療法士として勉強になる」ってことをさしているんだと思う。しかし今の世の中、離島にでも勤務しない限り他の作業療法士から学べない状況はありえない。あっちこっちで色んな研修会や勉強会が開かれている。書籍はネットで注文すればどこにいても読める。何よりも勉強できるかどうかって問題は就職する施設の問題ではなく、いかに自分で努力するのかと言う問題である。

そういう意味から考えると、地域で働きたいなら早くから地域で働くほうがより地域のことを理解できると考える。

地域で働く時にちょっと困るのは、作業療法士が少数職であったり、一人職場であったりするからだ。しかしそれらの問題は、これまでに病院勤務でも言われていたことであり、一人だからと言って作業療法士として成長できないなんて事はない。もしそうなら、私達の大先輩達は成長していないことになるが、私の周りにいるベテラン作業療法士は、パイオニアとして一人職場を切り開いた人が多くいる。地域で働きたい人は早くから地域に出て「地域リハのエキスパート」を目指してほしい。もし、地域に出て何か問題に直面するようならこのホームページのお問い合わせから私宛にメールを出して欲しい、いつでも相談にのらせていただく。地域での楽しさは地域でしか味わえないのである

今やっている仕事(2007.7.28記)

約1年ぶりの新規記事です。
私が今やっている仕事ですが少しずつ増えているのでそのことについて書きます。
メインの仕事は相変わらず訪問看護ステーションでの訪問業務。
所属している訪問看護ステーションで業務受託している仕事のうち、私が主担当としてやっているものが隣の市の保健所から依頼の「在宅療養児の巡回訪問」、ステーションがある市の養護学校への作業療法士指導。
個人で請けている仕事が障害者自立支援法の認定審査員、養成校での講義。

整理すると

  1. 訪問業務
  2. 保健所の巡回訪問
  3. 養護学校での指導
  4. 認定審査員
  5. 養成校での講義

となっています。

徐々に多岐にわたってくるようになりました。

このうち養護学校と保健所の仕事は訪問看護の事務所のエリアの自治体にそれぞれある場所での仕事。対象は発達障害領域となるのですが、地域で働いている作業療法士にとっては地域の他職種の人から協力を求められるのは有難いことと思います。こんな仕事を請けていると、色んな対象領域に関わることができるように頑張らないといけないなあと思います。養護学校の仕事では、最近お付き合いの増えている、養護学校関連の仕事をされている作業療法士の方数名の方に連絡を取りいろいろ助言いただいております。そういう意味では私の永遠のテーマ「ネットワーク」は欠かすことが出来ないなあって感じです。

地域で作業療法士と出会うという事(2006.8.30.記)

今年は、学会や研修会での講義依頼が多い。
8月は和歌山での全国研修会、10月は近畿学会、11月は府士会学会(これは自分で申し込んだ演題発表)、豊能ブロックでの研修会、12月には大阪での現職者研修会などなど。
そんな関係で色んな作業療法士の方と打ち合わせをしたりしながら話す機会が多くなっています。そこで、色々お話をしながら思ったことを書きます。近畿学会で話す内容はこれをメインにするつもりです。

私は仕事柄、ケアマネさんや保健師さん、看護師さんやヘルパーさんなど多くの他職種や、色々な事業所の方とお会いします。そういった出会いがきっかけとなり新しいお仕事の依頼を頂く事もあります。

人との出会いが私の活動を広げてくれています。その「出会い」についてです。

他職種の人が出会う作業療法士さんはいったい何人くらいなんでしょう?
もしかしたら、作業療法士に出会うのは私が初めてかもしれません。
『その人の人生で初めて出会う作業療法士の印象が「作業療法士」というものの印象になってしまうのではないか』

私にとっては業務上の日常的な普通の出会いであっても、相手にとっては初めて出会う作業療法士かもしれないのです。その時に与える印象やイメージがよければ、これからも作業療法士という存在を信頼し頼りにしてもらえると思います。逆に、その時に与える印象が悪ければ、「作業療法士を頼りにするのはやめよう!」ということになります。

色んな作業療法士と出会うことが日常であれば、「色んな作業療法士」がいることを理解してもらえるかも知れません。でも、私が働いているような地域の現場では、そうそう多くの作業療法士に出会うことはないと思います。となれば、私の作業療法が良いものでなければ相手に悪い印象を与えてしまう事になります。

地域に出て信頼されるためにも、一つ一つの出会いを大切にしたいと思います。

どんな領域でも地域がメインになる!(2006.6.11.記)

最近よく学生に言っている割にはホームページには載せていなかったので書いてみたいと思う。

作業療法の領域でいうところの「身体障害」や「老年期障害」というジャンルは介護保険の登場や病院での入院期間の短縮などにより利用者はより自分のお住まいの地域にあるサービスを利用するようになっている。お住まいの地域によりサービスメニューに差があるため、満足できるサービスを受けれるかどうかは別にして、厚生労働省の方針としては「地域」というのはキーワードになっている。現在私が働いているメインはこの領域である。

ではその他の領域「精神障害領域」や「発達障害領域」はどうか?実はこの領域についても目指すべきものは「地域」なのである。

「精神障害領域」も「身体障害領域」と同様に、入院期間はどんどん短縮される傾向にある。私はこの分野の臨床経験は少ないが、薬の改良は新薬の登場などにより症状をコントロールできるようになった事が入院期間の短縮化、その後の外来治療へとつながっているらしい。事実、この「精神障害領域」で活躍している訪問看護師もいるし、訪問に熱心な病院もある。作業療法士が訪問しているのはまだまだ少ないようであるが、先日知り合った精神保健福祉士の方も「作業療法に期待するものはある」とおっしゃっていた。これらのことを考えると、この領域も「地域」でのかかわりが必要と思われる。

「発達障害領域」はどうだろう?

「発達障害支援法」や「特別支援教育」などに見られるように障害児をサポートする法整備が整いつつある。また、大阪という場所は通園施設など障害児のサポート体制という意味では他の都道府県よりは充実もしている。少し以前までは、学校で働く作業療法士といえば「養護学校」が多かったが、私の知っている数名の作業療法士は「教育委員会」に所属されている。特殊な環境ではなく、地元の学校に通う障害児に何ができるのかを考えているのである。
また、私の訪問業務においても障害児の訪問の依頼は少数ながらある。

これらのことを考えると、作業療法士が働くテリトリーは確実に「地域」に求められている。まだまだ病院勤めが作業療法士の半数以上を占めている現状ではあるが、「地域」での要請に充分こたえていかないとやがて地域から必要とされる声は小さくなって行くのではないだろうか? その事は大変危惧するところである。

地域の人はどこで作業療法士を見つけるか!(2005.8.3.記)

地域に住んでいる人が何か問題を抱えていて、その解決のために「作業療法士」を直接指名する事はまずない。

地域の、ケアマネや保健師さんに「困りごと」や「要望」をする事で「リハビリをしましょう!」という事になればリハビリ職種を抱える「訪問看護ステーション]や「老健」「病院」などへ依頼が入ったり、受診したりという事になる。

しかし、私の主観的な考えであるが地域で働いているリハビリ職はまだまだ少ないので、保健師やケアマネさんが「リハビリしましょう」という事はあっても「あなたの要望にこたえるのは理学療法士よりも作業療法士のほうが適しています」とか「それなら作業療法士に依頼しましょう」という事はまずない。一般的には「リハビリでも頼みましょうか?」という事になるパターンが多いと思う。

まだまだ、地域で働いている作業療法士の数が少なく需要にこたえられていないこと、作業療法士に何が出来るのか充分に啓蒙できていない事、その地域に作業療法士がいるのかどうか知られていない事、などなど様々な要因が「作業療法士への直接の指名、依頼」を滞らせている要因である。

私の場合は、ステーションで働きつつ、現在自分の住んでいる地域の保健師さんからの依頼の仕事を受けたり、地域の作業療法士と連絡を取りそこの仕事を手伝わせていただいている。小さな働きかけではあるが、この地域に作業療法士がいている事を積極的にアピールすることがまずは重要と思っている。

こじんまりとしたやり方ではあるが、すこしづつ地域に働きかけ、作業療法士の認知度を高めたい。

病院と地域の連携はまだまだ!(2005.7.6記)

訪問看護ステーションで担当する利用者さんのリハビリ暦は色々です。退院後スムースにステーションに引き継がれるケースもありますが、私の勤務するステーションは医療法人系列ではなく独立ですので、退院して直後のケースというのは私の担当ではまだ少ない状況です。

とうぜん、退院してしばらくしてから開始とか、外来リハビリが終了したので訪問を開始などもあるため、リハビリ歴がある利用者さんでも、前リハ担当のスタッフが訪問を開始したことを知らないことも多くあります。

リハ担当者が直接当ステーションを利用者さんに紹介していただき、前リハ担当者と当ステーションのスタッフ、利用者さんの3者で担当者会議を開くことのできるケースは私のステーション勤務半年間の経験ではまれです。

当然、前リハ担当者からの引継ぎや情報があるほうが利用者さんの経過を知ることが出来るので、訪問リハビリの内容を吟味する上で非常に助かります。入院中に出来ていたことを自宅でもうまくできるようにするために必要な情報を前担当者から引き継げるのですから、こちらも助かるわけです。

ただこういうケースは今のところまれ。

この地域(2次医療圏のブロック)で現在、研修会を実施したり情報交換のシステムを構築するために色々とやっている最中ですので、そのネットワークが活用できるようになれば、訪問リハビリがもっと有意義なものになると思います。

専門性も大事ですが、広く対応できる事も大事(2005.4.22.記)

訪問リハビリでは、中枢神経疾患を中心とする高齢者だけでなく、小児領域の利用者も担当しています。また、自分の住んでいる地域の機能訓練事業にも関わっています。

ものすごく得意な専門分野を持つことは大事だと思います。ただ、作業療法士として色んな対象者に対して対応できる事も必要だと最近強く感じます。

学生の実習などでは「身障領域」「精神科領域」「老年期」「発達障害」など色んな領域に分かれて実習があったり、臨床で働く作業療法士であっても基本的にはその領域は分かれています。

でも地域で働く事を考えた場合、その地域には色んな利用者さんがいるわけで、「身障領域で働いていたので、発達の利用者さんはお断りします。」とか、地域の保健師さんから仕事の依頼があっても「関わった事のない領域だからお断り」していては、作業療法士としてはどうなんだろうと思います。

これまでの経験で、対応できない分野は私にもあります。しかし、なるべく対応する努力はしますし、これから苦手な分野でお仕事の依頼があっても積極的に受けていこうと思っています。

一応自分に出来る事と出来ない事は理解しているつもりです。だから、自分で対応できない事柄については「対応できる人材」に協力を求めたり、指導を受けようと思っています。

特に地域の方からせっかく依頼を受ける事が出来た仕事については、お断りするのではなく「作業療法士」の可能性を広げる意味でも積極的に受けたいと思う今日この頃です。私に荷が重過ぎるようであればその分野を得意とする人材を紹介すれば作業療法士の信頼をなくすことはないと思います。

幅広く対応できる作業療法士を目指して地域で頑張りたいと思います。

今やっていること(2005.3.12.記

まず、週4日間の訪問看護ステーションでの勤務。

ちょっと変則ですが、これでも常勤スタッフです。
まずここで、訪問看護ステーションでの業務と訪問看護ステーション運営のノウハウを学びたいと思います。近い将来になるか遠い将来になるかは未定ですがやっぱり開業にはあこがれますが、「今すぐ!」って言うほどの勇気はありません。それに向けての修行です。
当然ながら、私の収入の基本がここからのお給料です。

次に、不定期ですがヘルパー講習会の講師などのたまに依頼があるものをお引き受けしています。アルバイト的意味合いが強いです。

これらに加えて、新年度からは自分が住んでいる地域での機能訓練事業にホンの少しですが関わる予定です。これは、収入を得るという意味もありますがそれ以上に将来の開業に向けた地盤を築くという意味合いが大きい。地元のいろんな方と顔をつないでいくという点で関わる時間は少ないのですが、励みたいと思っています。看護ステーションが週4日勤務なので、空いている日時を利用する予定です。

時間さえ確保できるなら、自分にメリットのあるお仕事の依頼はドンドン受けていこうと思っています。前職場ではあまり色々受ける事が出来なかったお仕事についても可能な範囲でチャレンジしようと考えています。

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