病院や施設の勉強会に外部専門家が介入する効果を考える

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2016年の新しい活動として力を入れていきたいのが、病院とか事業所単位で、そこで働いている理学療法士や作業療法士、言語聴覚士の育成を支援したいってこと。実際にそんな需要があるのかどうかは不明です。研修会講師としてではなくて、もっと近い距離で関わってサポートしていきたいんですよね。そのあたりについて考えていることを書いてみる。


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考えているスタイル

平日外部で開催されている研修会って、だいたい19時くらいスタートですよね。早くても18時半くらいスタート。

だけど、それだと育児中のスタッフとか自宅が遠い方とかはなかなか参加しづらいんですよね。それと、院外開催なので参加の強制力もないから、勉強する人としない人の差は広がる。それに、どんな中身の研修会に行くかによっても差は大きい。怪しい研修会に行くくらいなら本読んでいる方がいい。

そんなのではなくて、病院内とか事業所内で定期的に開催されている

  • リハビリテーション部内のカンファレンス
  • 作業療法科内でのケーススタディー
  • 定期的な勉強会

こんな感じの勉強会を定期的に開催している病院や事業所って多いでしょう。開始時間は17時開始で18時には終了みたいな。

他の業務が入っていない場合はほぼ強制参加みたいなやつ。

そこに介入したいんですよ

職員が全員強制参加の勉強会の質を向上させれば、職員の大きな費用負担なく職員レベルの底上げができるんじゃあないかと考えています。

こんな経験ありませんか?

若手の多い最近のリハビリテーション業界、院内勉強会の場合こんな体験ってありませんか?

強く言えない
経験のある人が、若手スタッフに勉強会で強く言ってしまうと次の日明らかに落ち込んでいるから強く言えない。

慰め合っている
なかなか成長できないスタッフがいても同期同士で慰め合っていてお互い成長しない。

言ったら辞めそう
厳しい指導すると、すぐに泣いたり「退職する」とか言い出しそう

毎日顔合わせるから言えない
若い人が上に意見するのも、上の人が若い人に意見するのもいい事だとは思うけど、やっぱり毎日顔合わせるから言いにくい。そのことで次の日からの業務がやりにくくなる。

自分は正しいのか?
若い管理職が部下を指導する場合、自分の考えが正しいのかどうかが不安。誰か僕を指導してくれって考えている若手管理職。

今の若いリハビリテーション業界が伸びない原因ってこんな側面もあるんじゃあないでしょうか?

院内勉強会とかケーススタディとか事業所内の勉強会って、やっぱり毎日顔を合わせるスタッフ同士で実施しているから、言いにくいこともあるでしょう。

顔色をうかがいながらのディスカッションになったりするでしょう。それってマイナスだと思っています。

だから外部専門家

ケーススタディとか勉強会とかに参加して、僕が講演ばかりするってことを考えているわけではありません。

そんなんではなくて、普段開催されている勉強会とかケーススタディに僕も参加させてもらって、職員に混じって僕が意見や考えを言わせてもらいたいのです。

  • 病院のケーススタディに地域の視点を持ったセラピストが参加して意見を述べる
  • 通所リハビリの勉強会にセラピスト視点で参加する
  • 若手ばかりの勉強会に、経験豊富なセラピストが参加してアドバイスする

こんなイメージを持っています。

次の日から顔合わせることないから、言いやすいです。利害関係とか上下関係ないからね。

僕がキッツいことを指導しても、次の日会いませんよね。スタッフ同士で僕がいない場所で

「そんなん言われても、実際はできないよなあ」

みたいに僕のことをつるし上げてもらってもばれないしね。

そう、外部専門家だから通常業務の人間関係とか、上下関係とかに全く影響を与えない。

外部からの客観的な意見、部内同士では言いにくいような指摘もできます。

地域からのベテラン作業療法士としての指導ができます。

講師っていうstyleではなく、もっと身近にディスカッション

こんなかかわり方は研修会ではできないんですよ。

顔と顔を突き合わせて意見交わしたり、指導したりするっていうのは研修会講師っていう立場ではできない。

しっかりと考えを伝えたり、現場のリアルなことについて指導してみたい。

院内勉強会で半年間とか1年間とか定期的に参加させてもらって、事業所のスタッフの底上げをしたいんです。

僕の中身を知らない方は、いろんなことを書いてますからこれを見て、読んで判断してください。

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