26年目のフリーランス作業療法士の私が、力を入れていきたいんだけど実践することができない仕事の1つが臨床の場面でのリハビリテーション専門職への指導なんですよね。困っている人は多そうなんだけど、仕事にならないのが悩み。
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中堅を指導する人がいない
業界によって、中堅が何年目を指して、ベテランが何年目以上なのかは違うと思う。
だけど臨床に出て26年目の作業療法士はおそらくリハビリテーション業界ではベテランの部類に入るでしょう。
そんな僕がものすごく心配しているのが 10年目~15年目くらいの中堅の理学療法士や作業療法士、言語聴覚士が先輩たちから指導や教育を受けることができる環境にいるのかってこと。
セラピストとして10年目とか15年目になるとだいたいの職場では管理職。今のリハビリテーション業界は圧倒的に経験の浅いセラピストが多いので、15年目くらいになるとそれ以上のキャリアを持つ人はその職場にいないなんてことが多い。
そうして、それくらいの世代になってくると育児等にもかかわることがありプライベートの時間が大事なってくる。だからそんなにしょっちゅう研修会とかに参加出来ない。
だからホントは職場内で先輩から指導を受けられたらいいんだろうけど、その先輩がいないっていうのが10年目~15年目くらいのリハビリテーション専門職だと思う。
だから、そんな職場に出向いてそれくらいの世代の理学療法士や作業療法士、言語聴覚士さんたちにアドバイスとか教育をしたいんです。
技術指導なんてしない
極端に言うと
技術指導なんてしない
10年目超の理学療法士や作業療法士、言語聴覚士さんなら技術の向上に関しては他で研修会たくさん開催されているのでそっちに行けばいい。
10年目や15年目くらいの理学療法士や作業療法士、言語聴覚士が職場で困っているのは
- 後輩への指導の方法はあってるのか?
- 多職種との連携の方法はどうすればいいのか?
- リハビリテーション専門職として自分の実践内容が適切なのか?
- 今の自分で大丈夫なのか?
こんなんじゃあないのかな。
管理業務と臨床を両方をこなさなければならない中堅セラピストにとってはこのあたりのことで困っている人が多いと思う。
そりゃまあ、後輩を指導するには技術的なこともしっかりとしていないといけないだろうから、そのあたりの教育も必要だろうけどね。
だけど私が教育してあげたいのはこういった部分なんですよね。
1日一緒に過ごしたい
現場で一緒に過ごせば、中堅のスタッフがどんな動きをしていて後輩へどんな指導を行っていて、多職種とどんな関係性を築けているのかってことを見ることができる。
そのうえで実践的な助言をすることが必要なんですよ。
若手スタッフへの指導の具体的な方法、言葉かけの仕方、指導すべきポイント。多職種とのカンファレンスで伝えるべきポイントは合っているのか?
みたいなことを指導したい。
その職場に月2回くらい行かせてもらうことができるなら、半年くらいで中堅セラピストは自信を持って働くことができるんじゃあないかな。
他の記事にも書いたけど、中堅セラピストは自分たちのやっていることを確認してくれる人がいない状態なんだ。
だから、やっていることの方向性があっていれば
それで大丈夫だよ
って言ってあげたいし、違っている時にはその方向性を修正してあげたい。
そうすることでかなり自信を持って行動できる容易になると考えている。
中堅セラピストが自信を持って働けるようになると、若手セラピストはどんどん成長できるはず。
そんなお仕事あればいつでも連絡ください。
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