子供が生まれてからのワークライフバランス

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山形で講義させていただいたことを元ネタとして書いている、ワークライフバランスの第3弾は「子供が生まれてから」の時期のワークライフバランスについて書いてみる。毎回そうですが、筆者は男性ですので、夫・父親の視点でのワークライフバランスの考えが中心ですが、女性の方にとっても参考になると思います。

第1弾 独身セラピストのワークライフバランス

第2弾 結婚して夫婦二人だけのワークライフバランス



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結婚して子供が生まれるっていうこと

夫婦だけの生活の時に比べると、いろいろと生活環境や生活の時間に大きな変化が伴うのが子供ができるってことかな。

子供を抱えながら働くってことに対してはいろんな意見がありますが、我が家は子供ができてからも嫁さんの出産・育児休業以外は常に共働きで稼いでいるという生活スタイルです。そのあたりのことを書いてます。

夫婦だけの時間でも、夫婦で分担したり協力したりすることはあるのですが、子供がいるとさらに協力しないといけないことも多くあります。

たとえば、子供が熱を出したらどっちが仕事を休んで病院に連れていくのかってことを朝からもめたりすることもあるのが、子供が生まれてからのワークライフバランスってことなんですよ。

保育園や幼稚園時代(0~6歳)

我が家は9才差姉妹を育てていて、2015年時点で19差と10歳の姉妹です。
どちらも保育園に入れました。

子育てでいきなりお金がかかるのが、保育園です。特に0歳児クラスから2歳児クラスまでは月5万円くらいかかります。共働きとはいえかなりの出費です。

しかし、お金はかかるのですが、保育園っていうところは夜の6時とか7時くらいまで子供を預かってくれます。だから、共働き夫婦にとっては非常にありがたいのです。リハビリ職が常勤で働き続けられるのも、保育園のおかげです。

我が家は看護師の嫁さんと作業療法士の夫という組み合わせですが、

長女の時は保育園に預けてどちらも常勤で働き続けました。

次女の時は、嫁さんが非常勤になりましたが、平日は働いて土日休みというパターンでした。

  • 保育園の送迎をどちらが担当するのか?
  • 子供が体調不良の時はどちらが休むのか?

こんなことで喧嘩したりもしました。

あなたの普段の行動が職場の協力につながる

独身の時、子供さんが体調を崩して休む職員を見て、微妙な感じでした。

「自分は元気なのに、仕事を休むってどんな感じなのかな?」

って思っていたんですよね。だけど、自分の子供が体調を崩して、私が仕事を休んで病院に連れて行ったりすることを経験するようになって少し考えを改めました。

病気の子供と一緒に家にいてものんびりできないし、心配だし落ち着かない。

だから、それ以来ほかの職員が子供さんの都合で休まざるをえないときは一生懸命フォローしようって決めました。お互い様だしね。

ふだんから、そんな気持ちで仕事をしているときっとほかの職員も自分が休んだ時に協力してもらえるのではないのかなって思っています。

小学校と中学校

関西では小学校と中学校は公立ってパターンが多いのですが、この時期の子育てはお金があまりかかりません。

習い事すればお金はかかるけど、いわゆる学費はあまりかかりません。保育園時代に比べたら楽々です。

だから、この時期は貯金の貯め時です。高校・大学の進学に向けてしっかり貯金です。

学校からすぐに帰ってくる

保育園はお金はかかりますが、6時とか7時くらいまで預かってくれます。だから、常勤の仕事が終わってもお迎えに行けます。

だけど、小学校は早ければ午後2時くらいには帰ってきます。

ピッカピカの1年生なんてお昼ごろに帰ってきたりする時期があります。とにかく早い。

そうなると、おちおち常勤で働いていることが難しくなります。

学童保育を利用したりするんですよ。だけどなじめなかったりすると早く帰ってくるしね。

だから嫁さんは長女が小学校に入ると同時に非常勤の勤務形態になりました。

共働き夫婦の場合、子供が小さい時期よりも小学校低学年の時期の方が

常勤の共働きを継続するかどうか?

ってことを悩んでいるのではないかな。

仕事とプライベートの割合

独身時代は6~7割ワーク、3割ライフ
夫婦だけの時代は5割ワーク、5割ライフ

って書きました。

じゃあ子供が生まれるとどうなるか、私見です。

4割ワーク 6割ライフです

作業療法士というリハビリテーションに関する仕事に関して考えると、常勤職場ではきちんと働きます。だけど、週末の研修会とか、仕事終わってからの夜の勉強会とかの参加を減らすようにしていました。仕事はきっちりとします。

だけど、仕事以外の部分での仕事関連にかける時間を減らして、育児の時間にあてるようにしました。

育児にはどうしても時間を割かなくてはならない時期がやってきます。

小学校高学年くらいになってくると、子供の自立度が高まります。
中学校に入ると、かなり楽です。

高校はお金がかかりますが、手がかかりません。

現在19歳の長女は9歳下の妹と休みの日に映画に行ってくれたりします。我が家の貴重な戦力です。

こんな経験から考えると、子供さんが0歳~10歳くらいまでの時期が最大の山場かなって思います。

この10年間のセラピストとしての時間を少しだけ、子育てにあてることができればいいんです。セラピストとしての成長が止まってしまうわけではありません。

専業主婦(主夫)になったとしてもその間だけのことです。

リハビリ業界は10年とか15年くらいでまったくわけのわからない状態になるほど進歩したりしません。

だから、私も子育てに時間を割いていたりした時期がありました。

今はちょっと楽です。

育児中の仕事

子育てしながらでも働きたい、だけど上記は難しいって方にお勧めできるのは訪問リハビリ業界です。

訪問業界には主婦の方多いですよ。看護師さんたちも子育て中の方非常に多いです。

訪問は、曜日や時間を決めて定期的に訪問してリハビリをするっていうパターンが多いのです。

だから、午前中だけ働くとか、週3日だけ働くっていうことが可能です。

私も現在訪問リハビリメインで働いていますが、まわりには主婦多いですよ。

子育てメインだけど、リハビリ業界から離れたくないって方にはおすすめです。



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