講師謝金についての考えかた

最近研修会のご依頼をお引き受けする機会が増えているので、ちょっと考えていることを書いた。講師謝金についての私の考え方というかスタンスです。依頼される方の参考になれば幸いです。講師依頼をご検討中の方は、最後までお読みいただけたら幸いです。


(スポンサー広告)

私の立ち位置

ブログは10年以上前くらいからやっています。2010年くらいからリハビリスタッフの若手育成や地域リハビリテーションに関する考え方を伝えるために、やまだリハビリテーション研究所として自分で企画して研修会を月1回ペースで開催しています。

昨年までは
2時間の研修で 参加費1000円
で開催していた。

2015年度からは
2時間の研修で 参加費2000円
に変更している。

研修会で講義をするにはいろいろ準備が必要であったり、毎回懇親会を開催したり、受付手伝ってくれている作業療法士がいたり、いろいろ費用が掛かる。だから、1000円では開催困難なので今年から2000円にしている。プロジェクターとかパソコンとか、パソコンに接続するスピーカとか研修会開催に必要なものは一通りそろえたりした。

2時間で2000円くらいの値打ちもあるだろうと自分では考えている。道具をそろえると1000円では赤字になる。

そうして、ホームページでは過去に実施した研修会のテーマなどを掲載し、そんなテーマで勉強会や研修会を企画している団体さんからの講師依頼を引き受けますよってことを書いている。

2015年に入って、3件ほど依頼をいただいている。

外部から依頼を引き受けるときとか、身近なセラピストから講師打診を受けるときに、皆さん必ず遠慮がちに確認されるのが

講師に伴う謝金の費用

です。

いちおうホームページには 1時間1万円と書いています。だけど、それ以上でもそれ以下でも引き受けると付け足してもいる。
そのあたりの事情についてもう少し詳しく書いてみる。

講師謝金の設定のこと

僕の研修会のスタイルは自分のこれまでの経験を伝えたり、地域リハビリの現場で体験していることをお話させていただくことが多い。治療技術的なことではなくて、現場でのセラピストの思考パターンみたいなことを伝えることが中心だ。そういうことが若手セラピストに不足していると感じているからだ。

じゃあ、その話にどのくらいの値打ちがあるのかってことが講師謝金の設定にかかわってくる。関西で人気があり、研修会講師として私よりも経験を積んでいるPTとOTにそれぞれ正直に謝金の相場を聞き、妥当な線として自分が決めたのが

1時間1万円くらい

っていう金額だ。そりゃあ、もっともらえたら嬉しいけど、妥当な金額設定は必要だと思う。

研修会の依頼をする側の立場からすれば、謝金についてどう考えているのかな?

  • 安く済ませたい、できれば無料で!
  • 団体としての規定の範囲で支払う
  • 知り合いなんだから無料で!
  • 講師の指定する金額で!

まあ、いろんな考え方があると思うのですが、無料っていうのはあり得ません。そのための準備やお話するために実践していることにも費用は掛かっていますので、無料で話すことはほぼないかな。

でもね、費用対効果ってことを考えると、安くてもお引き受けすることもありますし、安いからお引き受けしないってこともあります。じゃあその差って何なのかってことを私の立場でもう少し書いてみましょう。

正直に言うと時価なんです

フリーで非常勤掛け持ちで働いているのが普段の作業療法士としての私の姿なんですよね。講師だけで生活できるほど依頼もないしね。だから普段は訪問現場を掛け持ちして働いています。まあ、現場で働いているからこそ、講師で話すネタが豊富なんですけどね。

だけど、働きながら、講師をしているからこそ、謝金っていうのは時価なんだってことを知ってほしい。

自分にとってメリットのある依頼

フリーで働いているから、常に新しい仕事を見つける工夫をしています。

だから、新しい仕事につながるような講師依頼とか、自分の仕事の営業エリアからの講師依頼っていうのは、普段の自分の仕事にもたらされるメリットが非常に大きい。講師をすることで知り合いが増え、それが日常の業務に好影響をもたらすことがあります。

そんなことを予感させるような講師依頼については多少講師謝金が安くても依頼をお引き受けします。

謝金が安くても、他で得られるメリットが私にとっては大きいからですね。謝金が安くても、得られる効果が大きい。費用対効果っていう観点で見るとメリットが大きいんだ。

公的団体からの依頼

ネット経由で講師依頼をいただくことがあるのですが、お会いしたこともないような方から依頼をいただくことがある。

そんな講演をお引き受けして当日スタッフさんにお会いした時に聞いてみました。

会ったこともない私に講師依頼をして不安はありませんでしたか?

ってね。

大阪ではそこそこですが、全国的には知名度のない私に対して依頼をする時に不安はないのかってことですよね。そこのスタッフさんによると

  • ホームページやブログの内容をしっかり見る
  • 公的団体の役員の履歴などを確認する
  • 公的団体主催の講師履歴を見る

って言ってはりました。

特に、何らかの公的団体や組織主催の研修会で講師をしているかどうかってことは大事みたいでした。そんな団体から講師を引き受けているってことはそこそこ信用できる人って思ってもらえるってことだ。

だから、公的団体などからの講師依頼は積極的にお受けしています。知名度のない私が信用度を高めるための手段だってことですね。

別にあやしい人物ではないですし、ちゃんと普段仕事もしているので、ここまでしなくてもいいのかもしれませんが、僕のことを全くご存じない人から見ると、

依頼しても大丈夫なのかな?

っていう不安を払しょくするって意味では公的団体の名前っていうのは大事なのかもしれません。

遠方からのご依頼

大阪で働いているので、近隣の研修会なら気軽にフットワーク軽くお伺いします。会場までの移動時間もそんなにかからないので、移動も含めた研修会トータルで拘束される時間も短い。

だけど、他府県での開催になるとそうはいかない。

研修会会場まで片道2時間かかると、往復で4時間。研修会が2時間だとするとトータルで6時間拘束されます。さらに遠くなればもっと拘束される時間が増えてしまいます。

そうなると、1日つぶれるね。もしくは1泊することもある。

そうすると、交通費を実費でいただいたとしても割に合わないって考えてしまうこともある。

なぜかっていうと

私は非常勤掛け持ちで働いているので、お給料は基本的には歩合給であったり時給であったりします。有給休暇っていうものはありません。仕事を休めば無給なんです。

だから、研修会で拘束される時間が長くなればなるほど、普段のお仕事に影響が出ることになります。平日開催の研修会でしたら、どうしても講師謝金の金額と、その日1日働くことで得ることのできる歩合給と比較してしまうのです。

その日1日で得ることのできる歩合給の方が多ければ、そっちの方が生活するうえではメリットが大きい。

常勤職場で働きながら講師やっている人なら有給休暇で講師すればいいんだろうけど、僕の場合そんな風にはできない。

だから、遠方になればなるほど、慎重に考える。

いまは、講師としての実績を多く積んでいきたいと考えているので遠方でもなるべくお引き受けしています。
でも、遠方になればなるほど移動も含めた拘束時間が大きくなるってことを主催団体さんには考慮してほしいって思うこともあります。

非常勤として得られることのできる歩合給と講師謝金との差、講師をすることで得られる人とのつながりや、講師として積み上げることのできる経験

そんなことを比較検討しながら講師依頼をお引き受けするかどうかってことを考えさせていただいております。

研修会などで講師を探しておられたり、私に講師依頼を検討される方に知っておいてほしいので書いてみた。

無茶なこと言ったりしませんので、小さな勉強会でもご連絡いただければ検討しますよ。

興味ある方は是非講師依頼ご検討ください
⇒⇒ 講義依頼のこと


⇒⇒転職記事一覧

マイナビ医療介護のお仕事

(スポンサー広告)

サイトの更新情報はFacebookで配信しています。研究所のFacebookページへの「いいね!」をお願いします。


コメントを残す

このページの先頭へ